2020/09/22
トップの在り方
昭和20年8月30日、
マッカーサー元帥が日本に来た。
終戦後、最高司令官として日本の占領政策を進めるために来た。
その約1ヵ月後、
9月27日に昭和天皇が
マッカーサーに会いにくる事になった。
マッカーサーは、
どうせ命乞いに来るのだろうと思い、迎えには出ず、自分の部屋で足を組んで待っていた。
昭和天皇は
「マッカーサー元帥、
お願いがあります。
ここに皇室の財産目録があります。
私の命とこの財産目録を差し出しますから、
日本国民のために
アメリカから食料を送っていただきたい」
と言ったそうです。
マッカーサーは驚いた‼️
今までのトップは
命乞いするとか
亡命をするという
人ばかり❗️
自分の命を差し出すというトップには一人も会ったことがなかった‼️
それで大変驚いた!
話をしているうちに、
この人はポーズで言っているのではなく、
本当に心からそういうふうに言っているのだと思ったそうです。
命も差し出し、
財産目録も本当に差し出している❗️
その財産目録を見たら、
細かいものまで全部載っている。
昭和天皇が
本当に誠心誠意対応したということがわかり、
マッカーサーは心打たれ
本国に連絡して、子供用の食べ物、特にチョコレートやチューインガムを大量に送らせた❗️
そして、
届いた食べものを米兵を使ってどんどん配り始めた。
あのチョコレートとチューインガムを配っていたのは米兵の厚意であるけれど、
その根っこには、
昭和天皇の誠意のおかげ‼️
マッカーサーが
要請し、食べ物が来たが、
その根底は、
『日本国民に食べ物を与えてほしい、もっと多くのものを取り寄せてほしい』
と言った昭和天皇の言葉だったという事なのだ❗️
マッカーサーは、
その人格に打たれて、
昭和天皇が帰る時には
玄関まで見送ったそうです。
そして、
昭和天皇の車が出て行くときに、敬礼をしたという話が残っている。
この昭和天皇の生き様が!
人の為生きる❗️
誠心誠意尽くす‼️
という
日本人の精神が育まれ、
平成、令和天皇に受け継がれている。
トップの在り方が、
問われる時代になって来た、、、
自分もこの精神を
受け継いで生きたい❗️